入れ替わり系マンガの中で最もブラック『ぼくは麻理のなか』のエグさが病みつきになる!

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1ヶ月に約15万人が訪れるマンガナビゲーションメディア「きもやんマガジン」の編集長。 1年に500冊以上もの作品を読んでいるプロのマンガ脳。 ジャンプ・ヤンジャン・マガジン・ガンガン系はもちろん、懐かしい作品も網羅!!

 


 

遅ればせながらチェックさせていただきましたよっ!

 

『ぼくは麻理のなか』!!

 

 

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もうひとりのきもやん
この絵のタッチ‥‥押見修造氏の作品やな?

 

そう!『血の轍』『ハピネス』でお馴染みの押見修造氏!

 

独特すぎる世界観とストーリー設定で、圧倒的『唯一無二』をひた走るマンガ家さんです。

 

 

彼の作品はぼくももちろんコンプリートしていたんです。

 

この『ぼくは麻理のなか』を除いては‥‥!

 

もうひとりのきもやん
何故それだけ読んでなかったんや?

 

いや、表紙みると結構ファンシーじゃないですか?

 

青春コメディみたいな?

 

ぼくはあんまりフワフワしたマンガを読まないので、ちょっと敬遠してたんですよ。

 

でも気になってつい読んでみたらですね‥‥

 

思いのほかエグいwww

 

サバイバルとかサスペンス的なエグさじゃなくて内面からこみ上げる闇?みたいなのがあってヤミツキになってしまいましたね‥‥

 

気づけば全巻制覇してしまいました‥‥!

 

 

感想とあらすじは?

 

 

【あらすじ】

主人公・小森功(いさお)は引きこもって暗い生活を送る大学生。

バイトもせず一日中ゲームに明け暮れるダメ人間だ。

しかし彼には癒しがあった。

それは行きつけのコンビニでよく見かける『麻理』

彼女の美しい姿を見ることが彼の生きる喜びとなっていた。

ある時、小森はヒヤヒヤしなぎらも彼女の帰路のあとを付ける。

彼女の振り向いた表情をみた瞬間、小森は目を覚ます。

すでに翌日の朝である。

そしてその時衝撃的な現実に気づく。

自らの体が『麻理』になっていたのだ。

 

これ、あらすじだけ読むと『ああ〜よくあるね!』ってなるんですよ。

 

もうひとりのきもやん
入れ替わり系マンガってやつやな?

 

そう、2人の心と体が入れ替わるって展開。

 

『ぼくは麻理のなか』もそんな感じかな〜と思ってたんですが、押見修造氏がそんなテンプレート的なストーリーにするはずはありませんでした。

 

気がつくと憧れの女性『麻理』の体になっていた主人公の小森。

 

心は小森、体は麻理。

 

となると、元々の小森自身の体には麻理の心が入ってるのか?

 

って思うんですがそこが1番のポイント。

 

元々の小森は、今まで通り心も小森だったんです。

 

で、彼は彼で普通に生活してる。

 

もうひとりのきもやん
!!???

 

この矛盾がストーリーに大きな謎を突きつけるんですよ。

 

元々の小森の中には小森がいる。

 

自分は麻理だけど、心は小森。

 

あれ?麻理の心はどこ???

 

これが最大のコアとなる部分なんです。

 

しかも自分の心が小森とすると、元々の小森の中の小森はだれ??

 

小森の心が2つある??

 

文章でみると何がなにやら分からなくなってきますwww

 

ただそこがどうにもこうにも気になって面白いんです!

 

何が魅力か?

 

 

入れ替わり系ハートフルマンガと思わせておいて、読んでみるとなかなかにエグい。

 

これこそが『ぼくは麻理のなか』最大の魅力でしょう。

 

入口がファンシーだけど中身がダークというと、眠れる森のカロンなんかが有名ですが、『ぼくは麻理のなか』は人間の闇が深い!

 

 

ホント押見修造氏は人の業の深さっていうか本性というか、そういうのを描くのが天才的に上手い。

 

麻理の体を手にした小森は、リア充生活を謳歌するんですけど、周りは以前の麻理との違いにやっぱり気づいちゃうんです。

 

で、離れていく友人をみて『ぼくのせいで麻理さんの人生を狂わせてしまった』と塞ぎ込む小森。

 

そんな彼に近づくのは『あなたは麻理じゃないでしょ?誰?』と気づく同級生・依(より)。

 

小森は様々な障害にぶつかりながらも『麻理はどこにいったの?ぼくはどうしたら戻れるの?いや、戻らなくてもいいのか?』と色々な感情に包み込まれます。

 

抱えきれなくなった小森は、麻理の体のままどんどん暴走していって‥‥

 

もうひとりのきもやん
くぅ‥‥!ほんとにダークな葛藤に溢れてるな‥‥!

 

 

評判は?

 

 

この闇深な雰囲気と複雑なキャラ心理に、心を掴まれる方が続出していますね…!

 

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それではまた‥‥!

 

 


 

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